【重要】スルガ銀行への返済停止をご希望の被害者の方へ

2018年2月末、そして3月末、当センター(旧スマートデイズ被害者の会)は、スルガ銀行横浜東口支店に対し、融資の返済一時停止を行うための通知書を提出しました。

上記写真は、2月27日スルガ銀行横浜東口支店への返済停止通知提出に関する、テレビ東京ワールドビジネスサテライトでの報道。

当センター(旧スマートデイズ被害者の会)の「返済停止通知書」提出人数実績

2月27日提出 76名分(提出にあたり、スルガ銀行横浜東口支店へ11名の被害者の方々も同行いただきました)
3月29日提出 41名分(郵送)

ところで、4月に入ってから、サブリース問題解決センターにはスマートデイズ社以外の新たなシェアハウス被害者の方からの相談が寄せられるようになりました。ただ、新たな被害者の皆さまは、シェアハウス被害に関する一連の流れをご存じなく、そもそも融資の支払いを停止するといった考えにまで至らないご様子です。

この状況を見て、スマートデイズ社も含め、新たなシェアハウス被害者の方々に向け、スルガ銀行への返済停止通知を、被害者の方ご自身でも行うことができるようにすることが必要と感じています。

そこで、今後、スルガ銀行へ融資返済停止を、オーナー様ご自身がすばやく行うことができるよう、返済停止通知書のひな形を用意させていただきました。

融資の返済停止を行うにあたり、これまでの流れをご存知ない被害者の方は、とても不安に感じるかと思います。これまでの経緯を下記に記しますので、それらをお読みいただいた後、当センターの方で用意しましたひな形をご活用いただき、いち早くスルガ銀行へ返済停止通知書をご提出いただければと思います。

スルガ銀行融資返済停止に関するこれまでの取り組み

金融庁に事前に報告した「融資返済一時停止」

融資の返済停止を行うにあたり、2018年2月22日、金融庁監督局銀行第二課に下記4項目を陳情として提出しました。

  1. 緊急に銀行への大幅利下げ、元本返済棚上げ、債務免除の対応指導。
  2. スマートデイズ社、代理店である販社、及びスルガ銀行の本件スキーム組み立ての密接な関連性また詐欺行為へ銀行が加担していたことへの速やかな調査実証のお願い。
  3. 本件融資返済一時停止に伴う関係債務者全ての個人信用情報がグレー情報及びブラック情報に登録されないよう銀行への指示。
  4. 銀行による杜撰な担保評価と個人資産水増し不正行為、杜撰な融資姿勢によって行われる破綻スキームに対する過剰融資禁止と類似融資に関する全国金融機関に対する徹底調査と指導。本来社会に貢献するはずの銀行に二度とこのような大量の被害者を作らせないように是非指導を行って頂くこと。

上記項目のうち、被害者の皆さまに直近で関連があるのは、3番目の「本件融資返済一時停止」と思われます。

スマートデイズ社から一方的な賃料支払い停止という被害を被り、1月から賃料が全く入ってこない状況で、スルガへのローン支払いに悩まれているオーナーの方は大勢います。この状況を踏まえ、上記陳情に3番目の「本件融資返済一時停止」を含めた次第です。

スマートデイズが破産した現在、オーナーは収入の目途がたたない

スマートデイズ社は、2018年4月9日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請しましたが、4月18日に棄却され、破産手続きに移行することになりました。

スマートデイズ社が開いた1月の説明会以後、被害者の中には、賃料0円という方もいらっしゃいます。こういった理不尽な状況にもかかわらず、自分の生活を犠牲にしてまで、これまで通りスルガ銀行へのローン返済を行うことが妥当といえるかどうか、当センターの顧問弁護団に相談しました。

顧問弁護団の判断は、「スルガ銀行への返済を停止するのは、やむを得ない」

顧問弁護団が下した判断は、以下の通りです。

本件はスルガ銀行の深い関与が疑われる事案であり、少なくとも、スマートデイズから賃料が支払われない状況下では、スルガ銀行への返済を停止するのは、やむを得ない対応である。

この返済停止ですが、やみくもに「払うのをやめる」わけではありません。顧問弁護団は次のような考えの元、スルガ銀行への返済を停止するということを実行するよう、指示をいただきました。

  • この返済停止の理由としては、スマートデイズ社とのサブリース契約において、「賃料収入から返済する前提であるところ、スマートデイズが賃料支払いを停止したため」ということ。
  • 返済停止については「返済を一時、全部または一部」停止、つまり、今後賃料が入るようになった段階で一部なりとも返済に対応するということ。

実際に「返済停止通知書」を提出し、スルガ銀行横浜東口支店から得られた回答

顧問弁護団監修の下、2018年2月27日、被害者11名の方とともに、スルガ銀行横浜東口支店まで76名分の「返済停止通知書」を提出してまいりました。

提出に際し、日住検理事長でありサブリース問題解決センター長大谷昭二は、風間支店長より下記の言質を得ることができました。

スルガ銀行横浜東口支店風間支店長から得られた言質

  • スマートデイズが賃料を払わない間、スルガ銀行へ返済しなくても、ブラックリストに載せず、法的手段(差押え等)も執らない。
  • それがいつまでか、まだ決まっていない。
  • オーナーが(販売会社経由で)スルガ銀行に提出した与信用資料は、その一切という(包括的な書き方で)開示を求められれば開示する。
  • 遅延損害金が発生するかどうかは、確認の上、追って連絡する。
  • スルガ銀行がサブリース契約と無関係であるという書面に署名押印することは、現在は求めていない。
  • スルガ銀行からのアンケートに回答しなくても、交渉は可能である。

3月の「返済停止通知書」は郵送

スルガ銀行横浜東口支店の風間支店長からの言質を受け、3月の返済停止も同じように通知をさせていただきました。なお、3月分の通知書については、直接届けるのではなく、下記送付状を添える形で、郵送とさせていただきました。

41名分の通知書と一緒に、当センター事務局が添付した送付状

上記のこれまでの流れにより、スルガ銀行への郵送による返済停止に関する通知実績ができた次第です。

被害者ご自身による「返済停止通知書」提出手順

下記手順に従い、ご自身がご契約されたスルガ銀行へ返済停止を通知していただければ幸いです。

  1. 返済停止通知書のひな形をダウンロードします。(ひな形ファイル(PDF)
  2. ダウンロードしたひな形を印刷します。
  3. 記入例を参考にし、印刷したひな形に記入・捺印します。(下記画像をクリックすると大きな画像で記入例をご覧いただけます。)
  4. ご自身が契約されたスルガ銀行へ、返済停止通知書を郵送またはFAXにて送付します。(スルガ銀行支店一覧はこちら

今後、シェアハウス被害にあわれたオーナー様は、スルガ銀行への返済停止の通知を早急に行っていただき、一刻も早くご自身とご家族の生活を守っていただければと思います。